アーカイブ

休むも相場

確率の高いテクニカル指標で「買い」のサインが出ていないときはどうしたらよいのでしょうか。そのときには何もせずに休んでください。「休むも相場」は株式投資の格言です。日常に使われていることわざなどは長年にわたる先人の経験や知恵をエッセンスとして凝縮しているものが多いため、驚くほど真理をついていることがよくあります。「休むも相場」とは、常に売買しているだけでなく、相場が読めないときには、売買をやめて休むことが相場に勝つために必要であるという意味です。これは非常に大事なことなのであえてここで指摘させていただきました。レベル2、レベル3においては、利益を上げるには短期で売買し、売買回数を増やすのが重要だということは間違いありません。しかし、テクニカル分析的にみてどちらに相場が動くのか読めないときに売買するということは、売買利益の「期待値」が低い相場に挑むということです。言い換えれば損失を出す可能性も高まっているときなのです。そのようなときはトレンドを確認するまで余裕資金を手元におきながら少し待って、トレンドが確認できてから出動したほうが利益の期待値は上がるのです。世界最高の投資家といわれる米国のウォーレン・バフェットの言葉を借りるなら、「わからない相場には近づくな」ということなのです。