この動画投稿サイトにも当然のように、「エンベッド」「電子メールで知らせる」「タグ」と言った機能が設けられています。しかし、このサイトの最大の特徴は、ユーザーからの投稿動画にスポンサーの広告が自動挿入される点にあります。このREVVERは、ユーザーの投稿動画を利用して広告収入を得ているのです。ただし、それだけに終始していたのでは、人のフンドシで儲けるだけで、ユーザーからの支持が得られず、投稿が集まりません。REVVERは、「動画の最後に挿入されるスポンサー広告がクリックされた回数に応じて、投稿者に広告収入の50%を支払う」という、アフィリエイト型のモデルで運営されているのです。投稿動画が多くの人に視聴されて、広告をクリックしてくれれば、それだけ自分にも利益が還元されるわけですから、投稿者にとっても嬉しいサイトです。実は、この動画版アフィリエイトを利用して成功を収めた投稿者がいます。EepyB・lrdという名前のユニットが自ら撮影し投稿したパフォーマンス動画は、膨大な視聴数を稼ぎ出しました。2006年7月にオンライン版のCNNが伝えたニュースによると、このユニットの動画は500万回視聴され、それにより発生したアフイリエイト収入は3万ドル(約360万円)に迫るとしています。そして、これがビデオ・オン・デマンド(VOD)型サービスの優れたところであり、最大の特徴なのですが、その後もEepyBirdのこの動画は視聴され続け、視聴数はついに600万回を超えたと発表されました。従来型の放送であれば、視聴者がコンテンツを楽しめるのはリアルタイムの放送時間だけですが、VODであれば、サーバー上に動画が置かれている限り視聴され続け、お金を生み続けるのです。まさにVOD型投稿動画の仕組みが生んだスターであり、ネット時代のコンテンツビジネスの売り方を考える上で重要なヒントを与えてくれます。ちなみに、彼らは動画の中でダイエットコークとメントス(キャンディーの一種)を使った水芸を披露しているのですが、遊び心にあふれていて、見ていて楽しくなります。
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