披露宴がおひらきになる直前で、列席者も疲れていますから、主人側のあいさつはできるだけ簡素に一〜二分間ですませるように心がけます。その内容のポイントは、?来賓など招待に応じて出席してくれた客へのお礼の言葉。?新郎新婦へ祝辞や励ましの言葉をくださったことへのお礼。?新しい人生にスタートした息子・嫁(あるいは婿・娘)を今後ともよろしくご指導いただきたいというお願い。?せっかく出席していただいたのに宴席が行き届かなかったお詫び。などです。このあいさつのなかで、仲人に対するお礼の言葉も述べる親もいますが、このあいさつは招待客へのお礼が目的なのですから、仲人へは席をあらためて別にお礼を述べるのが適当でしょう。本日は、皆様、お忙しいたかをわざわざお運びくださいまして、まことにおりがたく、新郎新婦ならびに私どもも心からお礼を申しあげます。ご列席の皆様から、身にあまるお祝辞、励ましのお言葉のかずかずを賜わりまして、両名とも深く感銘いたしたことと存じます。ふつつかな両名ではございますが、これからの新しい人生に、二人して真剣に取組んでいく覚悟と見えますので、何とぞ今後とも末永くご指導ご鞭穏くださいますよう、お願い申しあげるしだいでございます。また、本日はせっかくご光来いただきましたにもかかわらず、不行届きの点や、失礼にわたりましたことも多かったと存じますが、何とぞおゆるしくださいますようお願い申しあげます。皆様、まことにありがとうございました。